世界の“謎”に迫ります。
オカルトなどこれまで科学では解明することの出来ない事柄を、何の専門家でもない私が“勝手な解釈”で調べ上げます。
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「山鳥」という鳥をご存じですか。私は、その日まで知りませんでした。「ヤマドリ」と聞いて、山の野鳥(やちょう)ぐらいな気持ちでした。大きな鳥だなとは思いました。「痩せてるな。」と井上さんが言いました。この言葉を解説する必要があります。というのは、禁猟期間であるからです。もう解禁から日にちが経ち、猟の期間を過ぎているのです。要するに捕ることは違反です。「痩せている。」というのは、衰弱しており、この冬を越せない。つまり、まもなく死亡することを意味します。死亡すると、野生の掟が機能し、飢えたイタチ等のエサになるのです。その食物連鎖に、人が入ろうと言うことです。痩せた山鳥は肉が少ないのですが、美味しさに変わりはないとのことでした。
山鳥はキジの仲間です。「ヤマドリ」という生体固有名称あるのです。チルデン・ハットに鳥の羽を飾っているのを見かけると。それが山鳥の尾の羽です。
井上さんのお母さんが、炬燵に入って、膝に新聞紙を広げました。舌切り雀のハサミみたいな、日本鋏で、やおら、私の目の前で、解体をはじめました。度肝を抜かれ、見ているだけです。数滴の血が新聞紙に落とされただけで、綺麗に捌いてしまいました。「痩せている分、脂が少ないで、刺身にちょうどじゃ。」と言ってました。
山鳥の刺身は、東京都心から首都高へ上り、関越自動車道を使って、ビールも用意して、すっ飛んできてご相伴にあずかっても価値があるそうです。
犬達が玄関にたむろしています。吠えたり騒いだりはしませんが、大型犬が十数頭集まっているのですから、恐怖しないわけありません。薪でお風呂を沸かしてくれましたが、躊躇しました。そうしたら、山鳥の骨を煮たスープを大きな鍋に入れて、その中に別の肉(熊?)を投入しました。山鳥の骨だけでは少ないので、足したのです。喧嘩になると危険ですから、おやつであっても、全員に分けてやらねばならないのだそうです。
風呂が熱いので、それを言うと、「スコップがあるだろう。」と言われました。窓を開けて、五右衛門風呂に雪をせっせと入れました。
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